(Eng.ver is below)
Ninamshukuru Mungu. Sasa tuko karibu na
mwisho ya masomo ya Kiswahili katika DSM. Tutaondoka jumapili ijayo kwa Tabora.
Asante sana!
今週で、無事に3か月のスワヒリ語の勉強期間が終わりました。7月に、今居る都市部から、赴任地であるタボラ州に向かい、約3年間そこで仕事をする予定です。ここまでは勉強も家族も守られたことに感謝します。滞在中に、スワヒリ語の先生達、救世軍のリーダーの方、看護師さんをはじめ、日本人の国際協力関係の皆さん、眼科支援の医療団の皆さん、また病院で働く方と出会えたことを感謝します。
とはいえ最近はかなり落ち込んでいました。(以下長いです。すみません)
近くの公立病院に医療スワヒリ語実習に行ったのですが、スワヒリ語、英語の壁と、日本の医療とのギャップ、現実の厳しさを改めて感じたからです。家で待つ夫の無事も気にかかりました。病院では整形外科、一般外科、小児科、一般内科を見せてもらいました。整形と外科では交通外傷と創感染、巨大皮下膿瘍切除や肢切断事例ばかりでした。小児科では外来受診者の1/3くらい入院してしまい、もともとの栄養障害とマラリアによる貧血等の上に、肺炎、下痢による脱水、sickle cell crisis等も起こして重症化、病棟では1ベットに2-3人(親も入れて4-6人)入院している状態でした。内科では結核やHIV感染後の日和見感染症(ニューモスチス肺炎、クリプトコッカス髄膜炎が多かったです)のほか、心不全や腎不全の人もいてほっとしたら、原因は極度の貧血だと説明され、リザーバーの酸素や透析の機器が無いのでマネジメントに難渋していました。全科通じて、(低栄養、HIV感染、糖尿病、鎌状赤血球症などで)もともと免疫が万全でない状態の上にさらに病気が重なっている印象でした。
病院にお勤めの人へ、私がタボラ州に行くと行ったら「私もタボラで働いていたよ」という人が3人もいて、「だけど、給料が安くて大変、この国で家族を持っていたら行けないよ。NGOやミッショナリーの人は地方へ行きたがるけど。」と言われて、そうだよなあ…と思いました。案内してくれた医師達も医学生さんも英語が堪能で医学知識は多く、外国(主にインド系)の人も多く、これなら、給料の高い都市部か外国に仕事に行くのも無理ないか…と思わされました。
なかなか、都市部の病院でもこんな状態で、地方のタボラに行ったらどうなるのか…なんて思うと落ち込んだのですが、時間をかけて、向き合い方を見つける、出来ることを探すしかないと思いました。国立病院で出会った、10年以上タンザニア支援を続けている日本からの眼科医療団の方が、「大した手術はできなくていいんだけど、どういう状態でもその手術が出来るようにしていくのが大事」と言われていたのを思い出して、手術に限ったことではなくて、現状で継続して出来ることを見つけて、それを伸ばして行くことだよなと思いました。
教会で、「塩をスープに入れすぎたら辛くなる。少ない量の塩にも、スープ全体を完成させるという役割がある。あなた達は世の中の塩になりなさい。」と聞いたメッセージも心に染みました。教会の聖歌隊の人と一緒にドラムに乗って歌っているうちに、タンザニアの人の明るさに力づけられました。
とはいえ、タボラに行ったら、研修医開始のときと同じくらい(か、以上に)大変だと思うので、また症例で困ったり、すごく凹んだりして、個人的にメッセージすることがあるかもしれません。そのときはよろしくお願いします。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
I thank God because we could finish our
Swahili course for 3 months in Dar es Salaam. We will move to Tabora next
Wednesday. I thank him for I could stay with Salvation Army for 3 months, and could
share daily life, such as meals, choir activities in church, school and
dispensary visiting…. I could understand how Tanzanians are nice to welcome
foreigners. It is still difficult for me to speak Swahili, especially in
working situation. The big difference in working condition between Japan and
Tanzania also is disturbing me to concentrate on my work. However I believe God
will help me if I continue to try to work for him…Singing with the choir also
encouraged me to see hope. We are small, but not meaningless, we have some role
in the earth, like the story of “Salt on earth”. We’ll keep you in my prayer,
our friends in Dar es Salaam. Please pray for us too, for our lives and work in
Tabora.