2015年4月28日火曜日

スワヒリタイム

スワヒリ時間は、西洋の時間の数え方と6時間ずれています。しかも、一日は「午前と午後」ではなく、「朝、昼、夕、夜」の4つに別れています。スワヒリ時間の朝1時は、西洋時間の午前7時。これがために、「明日の授業は朝2時からよ」とか、「また昼8時に会おう」「披露宴は夕12時から」とか言われて、大混乱…。でも、一般的なタンザニアの人は、西洋時間が苦手でスワヒリ時間を使う、と聞くので、私たちも慣れるしか無い…と、スワヒリ時計を作りました。毎日、今何時?と、夫と練習しています。いずれ役に立つことを祈りつつ。


結婚式と披露宴

420日に、宿舎の目の前の教会で、救世軍メンバーの結婚式が行われたので参加させていただきました。
開始時間の午後2時は土砂降りのスコール…教会には誰も居らず、本当に始まるのかな?と心配していましたが、無事?1時間遅れで開始されました。新郎新婦には、二人と同じような服を来た介添人が1人ずつ常に付き、さらに、揃いの衣装を着てダンスと歌を担当する友人が各6人ずつ前で踊り、子供も男女1人ずつ介添役で同じような服を着て前に居るので、誰が主役か?よくわからない時もありました。

賑やかな太鼓とブラスバンドに合わせて歌われたのは、なじみ深い「いつくしみ深き」の賛美歌でした。スワヒリ語でも、この歌は歌われるんだなあ、と感心しました。

そして牧師先生(ここではOfficer:士官というそうですが)のメッセージがありました。親切な隣の人がスワヒリ語を英語に訳してくれるので、必死に耳を澄ますのですが、賑やかで半分くらいしか聞こえないのが悲しいところです。
それでも面白かったのは、聖書箇所「あなたがたは以前は暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。(エペソ5:8)」からの、生活面へのアドバイスでした。「だから、新婦の両親は、「誰がお前を育ててやったんだ」と言って、娘から援助を得ようとしてはいけない。新郎の両親も、嫁をいじめてはいけない。新婦は新郎の食事を作るのを怠らないこと。(耳が痛い…) 新郎は、外で他の女性と飲んで帰り、新婦を泣かせてはいけない」という、とても実際的なアドバイスが語られました。普段のメッセージでも、(聞こえた範囲では)実際的アドバイスが多い気がします。

そして結婚式が終わり、披露宴も2時間ほど遅れて、午後8時から始まりました。新郎新婦による両家の親族紹介、偉い人のスピーチ、ケーキカットなどなど。。。そしてまた皆踊るのですが、疲れも知らず、上手です。なんと、私たちも外国人部隊として前に呼ばれてダンスするという憂き目を見ました。アメリカやオランダから来ている救世軍メンバーのご夫婦を見ながら真似しようとしますが、無理()
ダンスの後は、新婚家庭へのプレゼントの、ガスコンロ、扇風機、鍋、お皿などを、皆で前へ持って行ってプレゼントしました。この時に、新郎新婦のご親戚から、牛も計4頭贈られました。牛は、乳にも肉にも、労働力にもなり、糞も使えるし、財産なんだろうなあ…と思いつつ、でも4頭って…すごい。
そして新郎新婦の母親が揃って前の椅子に座り、何をするのかと思ったら、こちらの女性が服などに使う布(キテンゲ・カンガ)を、お客さんたちが踊りながら二人に巻き付け始めました。お祝いのようです。
 そして、ようやく食事が出て来たのは、終わりも近い10時半ころでした。お腹が減りすぎて危うく退席しそうになっておりました…。ビュッフェ方式です。たくさんあって美味しかった。


 しかし食べ過ぎたのか、この翌日から1週間程度、私と夫はお腹の不調を抱えておりました…。今は無事回復してきたので、ご安心ください (^^)

研修所での生活

今は、ダルエスサラーム郊外の救世軍の敷地で生活し、敷地内の語学学校に通っています。住んでいるのは小さなロッジで、家具はベッドとタンス、机と椅子、蛇口とトイレ(家具?)。蛇口で水浴びと洗濯をします。シンプルライフですが、食堂で定時にご飯は出るし(レパートリーは5つくらいですが)、物が少なくて私にはありがたいです。物が多いと、いつも管理出来ずに、散らかして失くしてしまうので不自由していまして…。日本で物を捨ててタンザニアに来て、「これで自由になれるね!(^o^)」と夫に言ったら、「不自由だよ!(- -;)」と返されました。人の価値観はいろいろでございます()



こちらに来て始めた敷地内ランニングはまだ週3-4くらいで継続しています。おかげで体重も戻りました。v(^o^)v
走っていると「AYA〜!!」と元気に呼んでくれるのが、この敷地内の他のロッジで暮す912歳くらいの子供たちです。引率の大人数人以外は、子供達だけで、1ロッジあたり46人くらい、計50人ほど暮しています。何をしているのかと思い、スワヒリ語の勉強のためにインタビューしてみました。子供達は、ダルエスサラームの向かいにあるザンジバル島から、数週間親元を離れてやってきていました。426日のタンザニアの建国記念日(タンガニーカとザンジバルの合邦記念日)に、近所にある国立競技場の式典に参加するため、ダンスの練習を毎日しながら、こちらの学校へ通っているんだそうです。こちらではしばらく親元を離れることはよくあるようです。停電・断水の暑い夜も元気に外で遊んでいる姿をみて、見習いたいと思いました。

タンザニアは、人口の40%とされるキリスト教徒と、同じく40%とされるイスラム教徒が割と仲良く生活し、アフリカでは政情が安定しているほうの国です。イスラム教徒がほとんどと言われるザンジバルから来た子供達も、ここ救世軍のキリスト教の施設で普通に生活しています。街中でも、十字架とイエス様の書いてあるバスの次に、月と星のマークのバスが走っています。これからも、この平和が長く続くことを祈りつつ。写真は、子供達との写真と(可愛い笑顔が見せられなくて残念です)、建国記念日のダンスの様子(極ちらっとしか見えませんでしたが…)、子供達が私と夫の名前を覚えて、家の戸口に書いてくれた様子です。



スワヒリ語初級コース終了。Fr.が来てくれました!

皆さんこんにちは。
日本ではGWですね。
タンザニアに来て3週経ち、今週で、語学学校のスワヒリ語初級コースが終わりました。この後、初中級、中級、上級、職業訓練コース…と、あと2ヶ月、スワヒリ語の勉強は続きます。今の所の成果は、挨拶と自己紹介、簡単な日記が書けるようになり、数字とスワヒリ時間を覚えて、お店やレストランで注文は出来るようになった…という所でしょうか。せっかく話しかけてくださる皆さんの言葉をちゃんと聴き取ってお返事したいと思う今日この頃です。

今週のハイライトは、私たちが7月から暮らす予定の、タボラという地方から、お世話になる保健局長さんがダルエスサラームに来てくれたこと、そして、彼と一緒に、タンザニアの厚生省や医師会や看護助産師協会へ出かけ、タンザニアの医師登録()と看護師登録()をしたことです。結局、医師登録の方だけで3日かかりました。看護師登録の方は5月初旬に完了になりそうです。バスで14時間かけて首都まで来てくれて、暑い街中を手続きのために一緒に歩き回り、厚生省に日参して、登録証を手に入れてくれた局長さんのFr.Alexに、深く感謝です。7月からタボラでお仕事を頑張ろうと思います。写真は、家の前で出会ったチョウチョと、Fr.Alexとの1です。


Hello friends, how are you these days?
We’ve finished Swahili Beginner’s course in last 3 weeks. From now on, the course will continue to be Advance-Beginner, Intermediate, Advance and Professional.…
What we’ve learned so far? Basic greeting, self-introduction,  writing a simple diary, understanding numbers and Swahili-time (It gets behind 6 hours from usual western-time)… So now we can order at restaurants and shops, We progress little by little…Pole-Pole… We hope, in near future, we could reply properly to the kind friends around us when they speak to us in Kiswahili.
This week we had visitor. He’s the chief of health office in Tabora Archdiocese. He came to support us to obtain the certificate of Doctor and Nurse registration in Tanzania. We visited many public offices, and finally we got the certificate for Doctor’s license! It took 3 days to get it…The one of Nurse’s will come in May. 

Thank you Fr. Alex, for your great contribution for us to finish this step! See you at Tabora, in July!