2015年4月27日月曜日

夫のタンザニア日記4⃣

4/19(日)
昨日は住んでいる敷地内で結婚式と披露宴があり、参加させていただきました。
2時開始と聞いていましたが、その時間には数名しかおらず、1時間遅れで開始。教会での結婚式は踊りや歌などなどで2時間。
披露宴もここアフリカなので遅れ、8時頃から開始。これまた踊りや歌などで盛り上がっておりました。
日本と違うところ満載なのですが、印象に残ったのは、最後は参加したほとんどの方が、新郎新婦にプレゼントを渡すこと。
しかも品物を頭の上に高く掲げ、踊りながら。これだけで1時間。更に驚いたのは「牛2頭贈ります」「牛1頭贈ります」「牛1頭贈ります」と、4頭も贈られていました。さすがにこの場に牛は登場しませんでしたが…
贈り物は冷蔵庫やガスコンロ、ガスボンベに鍋や扇風機などなど、新生活に必要な物も多かったです。
終宴は12時前でした。
終わってみての感想は、新郎新婦を祝うのはもちろんですが、両家のお母さんも祝福されることや参加した皆さんが何かしら話したり紹介されたり踊ったりと、みんなでひとつになった感がありました。
自分がまだ知らない文化に触れることはとても新鮮だと改めて思った一日でした。
写真は鍋セットを新郎新婦に渡すところです。



4/24(金)
今週のスワヒリ語の授業を終え、一息ついているところです。
今日は宿泊している家を紹介します。
絵本の「ちいさいおうち」に出てくるような外観ですが、家の中はベッドとシャワーとトイレ、テーブル二つに超必需品の蚊帳があります。
水浴び生活なので、シャワーは使っていません(水出るのかな?)。
あと窓が3つありますが、金網でガードされているけれどガラスはありません。そしてキリン柄のカーテンがかけられていますが、2つのカーテンはキリンさんが逆さまになってます…
またここで生活していると、夜9:30には静の時間が訪れ、朝の4:30にモスクからのお祈りの放送が始まり、5時には子ども達も動き出し、5:30に出発していきます。早寝早起きの環境なのですね。確かに夜停電したときは、もう寝るしかありませんでした。
「ポーレポーレ、ハムナシダ(ゆっくりゆっくり、問題ない~)」まさにそんな心境です。

近況は相方のタンザニアでの医師免許書き換えは終了。私も機会に恵まれたら看護師として動けるよう、免許書き換えの書類と諸経費は受理されました。担当者がお休み中で5月頃発行され、その後ビザ申請となりそうです。
だんだん日本食の画像を見る度に「美味しそう~」と思う今日この頃です。






2015年4月18日土曜日

夫のタンザニア日記3⃣

4/16(木)
今日も午前中は語学研修をしましたが、文法に会話…なかなか頭に入りません。いや、抜けていくが正確でしょうか。
昨日は子ども達にショートインタビューをしました。10~12歳位の子ですが、4/26のタンガニーカ・ザンジバル連合記念日(祝日)に国立競技場で出し物をするらしく、3週間親元を離れ、集団生活をしています。数人にインタビューを始めたら30人位の子が勢いよく集まってきました。「好きなものは?」と聞いたら「鶏肉」とか「ウガリ(とうもろこしなどの粉を練った主食)」との答え。かわいいなぁと心が癒されました。
ここ数日は停電やスコールが続いていますが、雨音や鳥のさえずりを聴きながら、自然と共に生きていることを感じています(虫さんとも…)。

2015年4月15日水曜日

夫のタンザニア日記2⃣

4/13(月)
こんにちは。
私たちは6月までの3ヶ月間、スワヒリ語の語学研修のため、タンザニアのダルエスサラームにいます。その後、7月から約1000km内陸のタボラで3年間滞在する予定です。
「タンザニアって、どこ?」と思われる方が多いのではないでしようか。私自身も2年前までは「アフリカのどこか」くらいしか分かっていませんでしたf^_^;
写真を見てイメージを膨らませていただければ幸いです。
こちらは朝の7時。
午前中は語学研修をして、午後は先生とダラダラ(乗合バス)に乗り、街中に行ってきます(おそらく何人かのタンザニア人に話しかけてみてと言われそう…)。
それではまた!


4/14(火)
こんばんは。
昨日は語学学校の先生と、ダルエスサラームの市街地であるカリアコーに行ってきました。
ダラダラ(乗合バス)に乗って行きましたが、これは20年以上前の日本製マイクロバスが大活躍しています。「○○幼稚園」や「○○自動車学校」と書かれたまま走り続けています。ちなみに料金は日本円で30円。
カリアコーの街は人と物で溢れていました。日本で例えれば、秋葉原の電気街をもっとごちゃごちゃさせた感じです。市場や露店もたくさんでした。
ごった返した街なので、やはりスリには要注意とのことでした。
そして、「人は生き延びるために毎日を生きている。自分は懸命に生きているのか?」 そんなことも思った一日でした。
写真は
比較的スッキリしている時間帯のダラダラの中と、カリアコーの町並みです。


2015年4月11日土曜日

夫のタンザニア日記①

今日からときどき、夫の和夫のFaceBook日記も転載します。
今は二人とも同じ場所で語学研修ですが、目が二つより四つで見た景色の方が変化もあるし、また今後、活動の場が違ってくれば、見えてくるタンザニアの光景も違うかと思います。どうぞお楽しみください。

2015年4月9日
皆さんこんばんは、ですね。こちらタンザニアは、マイナス6時間の夕方6時です。
4月2日に到着し、やっとネットができるようになりました。
昨日からスワヒリ語の学習が始まりました、が、錆びた頭にどれだけ入るか、です。
日中は30度を超え、徐々に肌がこんがり焼けてきました。
近況は追って報告したいと思います。
いつも支えてくださっている方に感謝です。
早速、停電断水を味わっていますが、元気です!

2015年4月10日
スワヒリ語の語学研修が始まりましたが、土日はお休み。初日の宿題が「タンザニア人2人に、仕事などスワヒリ語で質問してきなさい」と…会話を重ねることが語学習得には一番早い方法なんですかね~
タンザニアの方はとってもフレンドリーなので、ニコニコというよりはゲラゲラ笑いながらお付き合いしてくれました。
昨日は一昨日に続き、停電断水が断続的に続きました。そのため水を汲みに行ったり、風呂と洗濯を5リットル程度の水で済ませ節水しました。蛇口から水が出てくることのありがたさを改めて実感しました。
今滞在している場所には子ども達も多いのですが、午後にスコールがあったとき、服を着たままキャッキャ言いながら雨を楽しんでいました。子ども本来のパワーを感じました。大人がフレンドリーなら当然子どもはもっとフレンドリーです。
週末はスワヒリ語の復習に勤しみます(-.-)
写真はスコールの中で遊んだあと、着ている服から水を絞っている子ども達の様子です。

ダルエスサラームへ到着しました


(Eng. ver is below)
こんにちは。無事42日にタンザニアの首都ダルエスサラームに到着しました。郊外の救世軍(キリスト教系施設)の宿舎で生活を始め、46日から敷地内でスワヒリ語の語学学校のクラスも始まりました。
なかなか、インターネット環境を整えて報告できずご心配をおかけしました。
(経過を説明したら長いですが…4/2のダルエスサラームへの到着便が、中継地のドバイの砂嵐で飛ばずに4時間遅れたため、到着したのは4/2深夜でその日には携帯の手続きが出来ず、次の日からタンザニアはイースター前後の5連休が始まって、主立ったお店は閉じてしまい、私たちの生活のアドバイスに来るはずの先生も連休中なかなか来ず、休日の宿舎内ではインターネットに英語でアクセス出来る人に出会えず、郊外の宿舎から徒歩圏内のお店は少なく、そしてインターネットカフェは閉じており、他にインターネットの設定が出来そうなところも自力で見つけられず、4/6()から英語を話せるスワヒリ語の先生が来て、ようやくネットの手続きを始めたものの、やはり大きなショップに行かないとネットの設定はわからないということで、連休明けの4/8、ショッピングモールまで乗り合いバスで連れて行ってもらい、ネット接続に使うPCUSBモデムと携帯のSIMの手続きをして来て、課金も済ませ、ようやく自室でネットが出来るようになりました)
 郊外の宿舎から出かけるために必須の、この乗り合いバスもなかなか曲者で、日本の古いバスなどに人がぎゅう詰めで乗っているのですが、路線の見分けかた、乗り方、降り方、運賃の支払い等々、かつて経験したフィリピンのジプニー(ジープを改造した乗り合いバス)よりも難しくて、まだ練習が必要そうです。
というわけで、何事もなかなか思ったようには進まないものだということを体感致しました。タンザニアの人が基本的に親切で良かった・・・。
 イースターは、宿舎の目の前にある救世軍の教会で礼拝を守りました。アフリカでプロテスタント系の教会に行くのは実は初めてでしたが、ドラムもあって、コーラスの人がノリノリで、今まで居た溝の口教会のようでした。今も、日曜の礼拝のために音楽の練習をしているのが聞こえてきますが、ドラム、ボーカル、コーラス、ジャンベ(アフリカの太鼓)等々、まるでライブハウスのような音がします。
宿舎は、建物内の部屋ではなく、敷地内に小さなロッジが1軒ずつ点在していて、そこに住んでいます。敷地内に、学校と、宿舎と、食堂と、教会と、障がい児のための施設と、保育園や診療所まで備えていて、なかなか快適です。
食堂のご飯は量が多く、油と肉も多く、私には美味しかったので、体重がいきなり2キロ増え、あわててジョギングを再開しました。毎日、午後から敷地内の建物に洗濯をしに来ている子供達が居て、彼らが珍しがって一緒に走ってくれます。いつまでかな・・・?
が、しかし、今週は停電と断水が続き、今は雨期でここは首都(かつ、海辺の街)だから断水は無いだろうと油断していた私たちは、停電の日からいきなりトイレを流す水さえなくなり、ジョギング後、扇風機が回らず大汗をかいても体も拭けず、貯水の必要性を痛感しました・・・。運動出来るのも、洗濯できるのも、食事出来るのも、水と電気があってこそだったんだなあ・・・と、これらのありがたさを再度味わいました。
その後貯水をするようになったものの、水と電気は不安定で、日本人としては、もっと備えをしないとまた止まった時に困る…と心配したりしたのですが、そんなに貯水の容器も無いのでした。まあ、「無ければないでなんとかなる(する)」という、物のあるなしであまり動揺しない生活スタイルと精神状態をつくっていくしかないかと思っております。という感じで、一個ずつ学んでいます。
 肝心の語学研修の方は、挨拶と自己紹介と、主語の人称代名詞と時制と基本の動詞、名詞、現在時制の否定形、数詞をならった所です。先生達のノリが面白いので、授業中よく爆笑しています。
毎日覚える単語がたくさんですが、いまのところ、夫とわりと楽しく勉強しています。夫も元気で、既にこんがり焼けてきました。
 語学学校の宿題が、ワークブックの他に、そのへんのタンザニアの人を2人捕まえて、テーマについてスワヒリ語でインタビューせよ、という形式で出されるので、すでにコミュニケーション能力を鍛えられつつあります。このインタビューでもいろいろ面白い話も出て来たのですが、また改めて。ではでは★
(写真は、宿舎敷地内と、教会の青年部の方と、語学学校の先生達と、スコールを喜んで外で遊ぶ子供達です)


 Hello friends. We’ve arrived at Dar es Salaam, the capital of Tanzania from 2nd April. We’re now staying in the compound of Salvation Army, which is located in suburban area of Dar es Salaam. The lessons of Swahili started on 6th April.
 We’re sorry to be late to inform you we’re here and safe. Because of some internet-connection problem and long holidays for Easter… :P But we appreciate Tanzanian people who are verey helpful and open-minded for us.
 We joined the service for the Easter day at the small church in Salvation Army compound. We enjoyed singing and dancing with Tanzanian people, and it reminded us our church “Windy Chapel” in Japan.
Our accommodation is not a room in the building but one of the small lodges locates in the compound. Other than lodges, there’re a school for kids, a canteen, a church, a house for children with disability, a nursery school and a dispensary. It’s very comfortable to stay here.
Meals are also nice and a lot, and, that was a problem… I gained 2kgs for 1 week, and restarted running-exercise in the compound as I did at Bangkok. I see children visit here in everyday afternoon, and they have fan to run with me, so far…
 This week we had troubles with water and electricity. We didn’t expect and prepare for it at the first time, so we couldn’t even flush toilet, washing, nor bathing.. So we definitely understand the importance of pooling water everytime… but after the first electricity&water cut off, it happened again and again. And children were happy to play and sing even in the dark, hot and humid outside…so we thought we need to accept Tanzanians’ thinking way, that is, “If we don’t have it, we can do without it”. Of course it takes time for us to change..
We’ll have Swahili language course for 3 months here. In the lessons, we learned Swahili greeting, self-introduction, personal pronouns for Subject, tense, basic verbs and nouns, negative sentence in the present tense and the number. Still long way to go, but so far we’ve enjoyed classes filled with lots of jokes and laughers created by wonderful Tanzanian teachers. They give us homework not only finishes on the workbook, but also needs interview in Swahili on some topics to 2 Tanzanians nearby. It help us to brush-up our communication ability, sometimes can be nonverbal…hehe.
My husband, he’s also doing well, get sun-tanned already. Thank you for caring and praying for him, as well!

This is my report for the first week. See you again!



2015年4月1日水曜日

今日からタンザニアへ派遣です

(Eng.ver is below)
皆さんこんにちは。新年度1日目はいかがでしたか。私も、今日から3年間タンザニアへNGOJOCS(日本キリスト教海外医療協力会)より医療奉仕に派遣されます。今は夫とともに出国待ちです。(もちろんエイプリルフールではありません…)
今後の活動報告と生存確認のためにブログを作りました。
ちょっとずつ、これからのことと今までのことを書いていこうと思いますので、時々のぞいてみてください。
今週の日曜日は派遣祝福式でした。今までの仕事と生活を通じ、またこの2年の研修を通じて出会ったたくさんの人にお祝いいただきました。派遣後の働きを祈って送り出していただけること、夫が家族としてまずは同行する決断をしてくれたこと、本当に感謝だなあと思います。
着いたら3か月間はスワヒリ語の集中研修です。タンザニアで生活し、仕事するための基礎が出来ると良いなあと思います。何が待っているのかはわかりませんが、ここまでの過程を守ってくれた方に、今後も信頼して、頑張りすぎずに毎日の勤めをこなしていこうと思います。
派遣式のあと、今日の出国に向けた引越で忙殺され、まだお礼も言いきれていなくて申し訳ありません。また、ご報告しますね。

Hello. How was your first day on April? Today, I’m leaving Japan to Tanzania! Finally my days as a medical missionary get started.. (definitely it is not a April-fool-joke :-P )
 I set my blog to report you my days in Tanzania. Please check it out when you remember me.
Last Sunday we joined the Sending Mass in our church. We’re glad to see many friends we share time at church, at work and in the training period were gathering to blessus and pray for our mission. And my husband is together with me. I appreciate him most for it.
For first 3 months, we will learn Swahili in intensive course. I hope we can build our basic ability to live and work in Tanzania during this period. We’re not sure what will happen in future, but we want to keep relaxed and to trust in Lord who had guided us so far from Japan to Tanzania.

I will report you again when I get internet connection. Please keep in touched!